ずぶ濡れのブタ君が、どうしてそんなに濡れたのかをやぎさんに教えてあげているんだけど、どんどん話が大きくなって、小さいねずみから大きいぞうまで、たくさんの動物が登場してきます。
ブタ君の途方もない話を、絶妙のあいずちで聞いているやぎさん。想像力あふれる子どもの話を、こんなやぎさんのように聞いているかなぁと、ふと考えてしまいます。
雨がやんだ後の、動物たちの清々しい表情がなんとも言えずに爽快な気分にさせてくれます。
動物たちが、1から10まで順番に登場してくるので数をかぞえながら、ワイワイたのしく読んでいます。本当に全員は入れるのかなァと心配しますが、最後の見開きは圧巻です。
色使いがとてもきれいで、読んでいると雨の日のむやむやなんて吹き飛んでしまいますよ。