動物園で長い間働いているエイモスさんが、ある日風邪をひき仕事を休みます。心配した仲良しの動物たちがバスに乗って家にやってきて、いつもエイモスさんがしてくれていることをしてあげて、風邪の日を一緒に過ごすという話。お話だけでなくレトロな感じのイラストの色合いが、とても暖かくほんわりとしていて、みているだけでほっとした気持ちになります。寝る前に息子に本を読むのですが、いつも2回読まされるので、イラストをみながら『ゾウやサイ達は皆バスに乗れると思う?』『何番のバスに乗るんだっけ?』などといろいろな質問して楽しんでいます。きっと風邪をひいた日にベッドでホットミルクを飲みながら読むともっと楽しめると思います。
この本はNYにある子供の本のお店で購入したのですが、店員さんによるとこの本の作者は昔その本屋さんで働いていたことがあるとか。そのせいか本にもっと愛着がわいて、子供だけでなく私のお気に入りにもなっています。(ちなみにこの本屋の店員さんは、タイトルを覚えていなくてもストーリーをちょっとかいつまんで話すと、ああそれはきっとこの本ね、とすぐにさがしてくれます。)