おばあちゃんはたんぽぽの花が大好きです。
そしてたんぽぽの花のように笑う孫のリリーの事が大好きです。
そんな二人に別れが…
おばあちゃんが病気で具合がわるくなり…
リリーは元気になってもらいたくてたんぽぽ色のおおきな風船を用意しました。
こんなこと、大人には出来ない発想ですよね。 子供ならではの考えで感心しました。
その後、おばあちゃんが亡くなり、沈んでいるリリーを元気にさせたのは誰だと思いますか?
親、兄弟ではなく、たんぽぽです。
少し時間が経ってしまいましたがやっとおばあちゃんが言っていたことがわかってきたようです。
穏やかで優しい本ですがおばあちゃんが一人しかいない子供はあまり読みたがらなかったです。
重ねてしまうんでしょうね…。
でも、とても前向きな気持ちになれる本です。