トキオの新しい友達フウタ。 すこし変わった子で、はだしで帽子をかぶり、なぜか生臭いにおいがする。
このフウタがいじめられている時、トキオは思わず他人のふりをしてしまいました。
こんなことってよくありますよね。
勇気が出ず、相手を傷つけることって。
本当は助けたいのに相手が大勢だとなおさら黙ってしまい…。
でもフウタは友だちのままでした。
自分がカッパと皆に知られるのも恐れもせず、川に飛び込みトキオの弟を助けたのです。
そして、トキオも。
気持ちは相手に伝え、行動していかなければいけません。
最後は哀愁漂う本になっています。
いつかまたフウタに会えるといいね。