読んでいて、おもしろくなってきた!と思ったところで、終わっちゃいました…
今までの宮沢賢治の作品に比べると、 案外あっけない終わり方でしたね。
でもいつも冴えない山男が悪者退治をしてヒーローになる、という結末を期待していたので、最後まで見てみたかったです。
ピンチの山男はどうなるのか?
みんなを助ける事ができたのか?
山男は日頃から、色んな事を考えていましたよね。
もしかしたらヒーロー願望があったのかしら?
だってとても情に厚く、心優しい一面があったから…
それに夢から覚めた山男は、なんだか少し残念そうに見えました。
山男って、実はすごくロマンチストなんじゃないかな。
見た目も慣れると、なんだか可愛らしく見えてきました。