作者は「絵本作家」ではなく「彫刻家」とのことで、そのせいでしょうか?今までの絵本のイメージががらっと変わるような感じです。
内容もいちごの葉からランナーが伸びて、そして花が咲き、いちごになる・・という流れを、気候などもからませながら描いています。
色彩もはっきりとしていて綺麗で、文章も詩的なので小さい子供でもあきずに読めます。
いちごに南極と北極があり、あの表面のぶつぶつを「金の鋲が打ってある」と表現してしまう作者の感性に拍手です!
そして読んだ後には、「いちご」に対する見方がすごく変わってしまうと思いますよ。