家にお客なんか、来なくてもいいや。
と、「おきゃく、おことわり」と書いた紙を貼るクマ。
そのクマの家を、追い出されてもつまみ出されても、いつの間にか侵入して、いるネズミ。
クマとネズミの掛け合いが、とてもテンポがよく、大きいクマがむきになって小さいネズミをしめだそうとする姿が、滑稽で笑えます。
最初は、誰とも交わりたくない、と思っていたクマが、
ネズミと話をし、お茶を飲み、同じ時間を共有することで、
誰かと一緒にいることの居心地よさに気付きます。
そんなクマの変化も、微笑ましくてよかったです。
娘は、クマとネズミのかくれんぼみたいなやり取りと、リズミカルなお話が気に入ったようです。