「風の文学館」という、小学校高学年向けの児童書シリーズの1冊です。
上の子が朝読出先に読みました。
私も読みましたが、まさに対象年齢の下の子は、まだ読んでいません。
題名からして、ちょっとオカルト系のお話かと思ったら、探偵ものでした。
主人公の一家は新しい一軒家を自分たちの真の家にするべく、その家に住みつく元の持ち主の幽霊の難解な謎を解くことになる。というちょっと斬新な物語でした。
でも、話の流れは富安さんのお話によくあるパターンで、先が分かってしまうといえば、分かってしまいますが、その持っていき方が面白いので、予想しながら楽しく読めました。
小学校高学年の子ども達なら、主人公と同世代なので、共感を持ちやすいと思います。