子どもが読みたいというので、図書館で探してきました。
作者の重松清さんは、小学校の教科書によく作品が登場するので、お名前は知っていましたが、実は私はちゃんと作品を読んだのは今回が初めてです。
読みたがって本を手にしたわりに、子どもの反応は「うん。まぁ普通にいいくらい(?)」みたいないい方でした。
物語の導入シーンで黒ねこのノアが、5年1組教室にやってくるあたりはなんだかワクワクしましたが、
正直、話の展開が上手すぎるというか…、一度崩れてしまったクラスの雰囲気って、猫の活躍くらいで修復できるもんかなぁ。と、考えてしまいました。
まぁ、そこは物語ですから、捉え方も読み手それぞれで、読んだ方みなさんが、私のように思うわけではないし、
この本を読むことで、クラスのあり方なんかを考えるきっかけになれば、それはそれでいいなぁとも思いました。