「大きな木のような人」の続刊!
山里に越してきて「集落が引き継いできた、小規模で厳かな楽しさ」というのを経験した。
台風の夜にもお宮からは練習の神楽が聞こえ、誰もが祭りの意味を知っている。みんなが笑いさざめく夜。
自分の経験と重なり、☆5つでは足りないほど感動しました。
名入りちょうちんを持って照れくさそうなさあら。太鼓と笛の音が聞こえそうな流れる絵、文章。お祭りの夜って、こんな風に見える見える。
事実を写し取っただけでなく、感情の昂ぶりを見事に絵にされていました。心の芯まで揺り動かす絵本です。
前作がとても好きだったので、続きだと知ったとたん、ふわ〜ぁっと身体の底が温かくなりました。
こりゃ2冊まとめて買っちゃうかな。