もうたくさんのお母さん達は、子供と一緒に買い物に行くと「これ買って」と言われたことがあると思います。この絵本では、男の子が道で拾ったロボットが「これ買って」攻撃をしています。お母さんは家にあるといったり、しらんふりしたり・・・。この対応がそっくり自分もしていることなので、すごく共感できます。子供たちも自分が言ったことのある「これ買って」を絵本のロボットが言っていることで、自分がどんな風にみえるのかを客観的に見ることができるのでは・・・と思います。
「これ買って」というロボットが最後にいなくなりますが、子供を連れてスーパーに行かなくなる日がいつかはくるんだな・・・買い物が楽になるなと思う反面、ちょっとさみしくもあるような気分になりました。