「んっ、」と思い、いざ手に取って読んでみると、いつのまにか画力の綿密さに心を奪われ、これは絵なのか写真なのか、立体なのか、奥行きさえ判別できない不思議な思いを感じました。
ただの写真絵本だと思っていたものに、思いがけないくらいの深々とした浮遊感のようなものを感じました!大人はもちろん、子供も何度みてもあきない味わい深い作品だと思います。
今まで靴に意識したことはあたりまえすぎてなかったのですが、自分の靴も人間と同じように人生を背負っているんだなぁと思うと、なんだか自分の履いているくつが愛おしくなりましり、いつのまにか靴の話を歩きながら子供と話してしまいます。