お砂糖をこぼしたままにしておくと(というかこぼした瞬間に)、必ずどこからともなく ありんこ軍団がやって来るよ、というのが、書き連ねてあるお話です。
そのありんこ軍団の威力たるや物凄いのです。無人島にだって、月にだって、宇宙の果てまでもやってくるのです。わはははははは、と笑いながら・・・。
武田美穂さんの絵なので、絵本から読み取れる怖さは半減していますが、それでも、「わははは」というセリフにちょっとだけ感情を入れて読んだだけで、子ども達は「怖いよ〜」と言い出しました。(でも、不思議なことにしばらくすると「『ありんこぐんだん わはははははは』読んで」と言い出すのですけれどね。)
結局棒読みに近い形で「わはははは」と読むことで、最後までいきましたが、それでも、小さいお子さんにはちょっと怖いかもしれません。でも、おやつの食べこぼしが減り、食べ歩きがなくなること請け合いです。