パンが好きで、よくパン屋さんに行く我が家。
パンを題材にした絵本を何か一冊・・・と思って手にした本です。
表紙を開いてすぐからパンの絵が並び、
裏表紙はお父さんが1日の仕事を終えるまでが描かれて、
開いてすぐから、閉じる最後の最後まで、子どもたちが楽しんでいます。
購入してから2週間ほどは、毎日読んでいました。
パン屋さんのお仕事を通して、パンはこんな風に作っているんだと読みながら、
パン作りの楽しさが伝わってくるし、
お父さんへのちょっとしたあこがれも描かれていて、
そのあたりも気に入りました。
パンをテーマにしている絵本は数冊ありましたが、
決定打は子どもたちとお父さんが一緒に作った新しいパンのネーミングです。
ウサギの形の「うさぴょんパン」きっと子どもたちが好きになるだろうなと思ったし、
何より私がこれイイ♪って思ったんですね。
下の子はそのパンの名前が上手に発音できなくて、
「うさぽんぱん」と連呼し、我が家のちょっとしたブームになりまして、
私の絵本ナビでのニックネームにまでしてしまいました。
子どもたちの希望で、自宅でもこのパンづくりにも挑戦。
久々に我が家のスマッシュヒットな1冊でした。
2010年11月に発行されているので、描かれているお客さんの服装が、
チュニックにレギンスとか、赤ちゃんを抱っこしているママの抱っこ紐なんかも、
やけに身近に感じられて、私はその辺も見ていると楽しかったです。