新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

てぶくろ」 はんぶん×ずっこさんの声

てぶくろ 作・絵:あおき ひろえ
出版社:Gakken Gakkenの特集ページがあります!
税込価格:\638
発行日:2000年09月
ISBN:9784052013645
評価スコア 4
評価ランキング 28,285
みんなの声 総数 4
「てぶくろ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • ウクライナ民話「てぶくろ」のお話を題材としたしかけ絵本です。「The Mitten」の翻訳版はいろいろ出版されていますが、この「てぶくろ」は、小さい子どもにもわかりやすく、また簡単なめくるしかけを使って描かれたものです。
    原作と一緒で、いろいろな動物たちがどんどん手袋の中に入って一緒に暮らし始めます。
    ただ「くいしんぼねずみ」や「ぴょんぴょんがえる」などのように動物たちを形容する言葉は、省かれ、それぞれ雪の中をマフラーとブーツを履いた動物たちがつぎつぎと登場します。あまりおしゃれではありませんが、これもなんだかとても可愛いのです。
    動物たちがどんどんてぶくろの中にはいっていくと、赤いてぶくろは、ページを追うごとにどんどん大きくなっていきます。原作のように手袋の改造・増築はありませんが、小さい子どもにはどんどん膨れていくてぶくろのほうが、面白く映るようです。

    一つ忘れてならないのが、この絵本の文章や言い回し。
    なるべく小さい子供向けにと簡略化したのでしょう。

    1匹・2匹とどんどん動物たちが入っていくと、手袋の中で「うふふ」という声が聞こえます。
    手袋の中に入った動物の数だけ「うふふふふ」なのです。やがておおかみが入ったころには、「うふふふふぅー」となり、最後にくまがやってきた時には、手袋の中にいる動物たちが一斉に「ぜったいむりでーす」と声をそろえて拒否します。でも入っちゃうんですけどね。
    このあたりがなんだかとても可笑しい。
    名作の「てぶくろ」。最初は、こちらの「てぶくろ」を読んでみてもいいのではないでしょうか。
    子どもが大きくなって原作を理解できるようになったら、本物の「てぶくろ」を読んであげる。
    この絵本で、子どもたちが「てぶくろ」というお話を好きになるきっかけとなったらいいなぁと思います。

    投稿日:2003/06/11

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「てぶくろ」のみんなの声を見る

「てぶくろ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / ごぶごぶ ごぼごぼ / さっちゃんのまほうのて / はらぺこあおむし / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(4人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット