これを読んで我が家の寝かしつけを思い出しました。
大人の生活が夜型になってきているから、子どもに十分な睡眠を確保させるためにも、時間厳守でお布団へと、頑張って“おやすみの躾”をしていました。
夕食を楽しく、おしゃべれりもたっぷり、歯磨き排尿そして絵本を持ってお布団に母子で入り、読み終わったら灯りを消して、ドアを閉めて一人でお休み。
アメリカンスタイルの“一人でおやすみ”を定着させようとしていた時、久々早く帰ってきた夫が、「もう寝たのか?一人で暗い中寝せるなんて、可愛そうだろう」ってその夜息子を起こし“特別な夜”を作ってしまいました。
そして、息子は以来ちび怪獣へと変貌したのです。
夫は、この作品のパパのような苦しみを味わう事に。
もちろん、とばっちりも私に。
自分が寝た後も大人がおきていることを知ってしまった子どもは、寝室から抜け出し、たくさんの口実を探し、にらまれ叱られつつも親を辟易させてくれます。
この作品は、可愛いちび怪獣に振り回されヘトヘトになっている大人の方向きの作品かもしれません。
お子さんに見せたら、ちび怪獣に刺激されてしまうかもしれませんものね。