これは、落語が原作の絵本のようです。
だから、ストーリーはこのシリーズの中でも特に面白いです。
あらすじは、大変人使いのあらいおじいさんの家に、こわがらせようとおばけがやってきます。
ところが、こわがるどころかおばけたちをこき使うわ使うわ・・・
この、おじいさんが全く表情を変えずに用事を言いつけるところが面白いです。
しかも、それぞれのおばけの特徴や個性にあった仕事を言いつけるところが、まるで優秀な?会社の上司のようです。
うちの子供は幼すぎて、すべての意味を理解できなかったようですが、たくさんのポピュラーなおばけが、人をおどかす以外の普通の仕事をなぜかおじいさんのためにしているのが面白く喜びました。
もう少し大きくなったらさらに楽しめると思います。
私は、このおじいさんには関わりたくないなあと思い、落語の面白さをこの絵本によって発見したような気がします。