日本人はユーモアの感覚がないなんてウソです。落語なんてブラックユーモアがたっぷり。実は、笑いの質が高いのではと思うのです。
合点承知の助に出てくる言葉を読んで、より一層そう思いました。余計な言葉をくっつけると、それだけで、楽しい雰囲気になりますね。
それに多少知識があれば、もっと楽しい。言うほうも聞くほうもある程度共通の認識がある前提で、ふざけています。たとえば、「恐れ入りやの鬼子母神」「その手は桑名の焼き蛤」なんてそうです。
こういうのが庶民の間で日常に出ていたのですから、笑いのレベルが高いと思うのですが。
イラストもかわいくて、(特におじいさんがかわいい)言葉に合っています。買ったばかりなので、娘はまだ覚えていないので、声にだせませんが、調子よいものばかりなので、すぐに一緒に言ってくれると思います。
娘と日常、こうしたことば遊びで楽しめたらうれしいです。