ドイツの古典絵本です。
作者は、小さい頃とても活発な女の子で、野原を駆け回り、草木や動物を心を通わせた子どもの一人だったようです。
そんな自然との共生の中から生まれた、とても可愛らしい絵本です。
1ページ1ページが木の実をつけた枝で縁取られ、森のお姫さまの一日の1コマ1コマを描き出しています。
森のお姫さまは、本当は、草木や動物と心を通わせた小さい子どもそのものなのかもしれません。
まだ、自然界の声を聞き取ることのできる小さいお子さんは、自分が森のお姫さまになってしまったような気持ちになるかもしれませんね。