ロボット好きの息子に・・・ということで、借りてきたのですが、
いやああまりにも奥の深い内容にびっくりでした。
息子はロボットだからというより、
主人公カミィのわがままな身勝手に呆然。
その上、泣き虫ときた!
息子からしてもびっくりするレベルなんですよね。
でもそれがかえって新鮮というか、
お話の世界にぐぐっと引き込まれるようです。
親からしてみると、園生活において、あるいは家での生活など日常において、
カミィみたいなわがままぶり、そして泣いてごまかそうとするあたり、
息子にもあるなあ・・・とついつい思ってしまいました。
でも何より驚いたのが、最後の展開でした。
うわあ、読みながら、親の私がドキドキしてしまいました。
子供にどんなふうに捉えるんだろう、
大丈夫かなあと心配していたのですが、
いい意味でものを大切にするや死というものを理解するきっかけになったじゃないかなあと思いました。
かなりの分量がありますので、やはり年長さん以上がいいかなあと思います!