表紙にはギラギラした目玉のヤギの絵。
すごく迫力があって、見るからに恐ろしそうです。
ドキドキしながらページをめくると、期待を裏切らない極悪非道ぶり。
おばあさんの大事な麦畑で、食っては踏んづけの大暴れ。
助けに来てくれた動物たちはみんな強そうなのに、ことごとくヤギに追っ払われてしまいます。
そして最後に現れた助っ人は・・・。
いかにも昔話らしい、繰り返しとオチです。
何故ヤギはあんなにひどいのか、何故動物たちは啖呵をきられただけで逃げてしまうのか、謎が多いのもまた昔話らしい。
娘の感想は「変なおはなし〜」でした。
でも、スズキコージさんの迫力満点な絵は一見の価値ありですよ。