友達との関係に行き詰まりを感じたり、人間関係になやんでいたり、そんなことは、生きていくなかではついてまわるものだと思います。
でも、自分がそんな気持ちだったり、または、そんな気持ちを抱えている人を見たら、自分を励まし、また、励ますコトバがうかぶかな?と思うと、大人になった今でも自信がありません。
この本は、そんな私の、とっておきになりました。
この本を開けば、友達の大切さ、ありがたみがとってもよくわかる。この本を心の沈んだ友達に「読んでね」って渡せば、下手な励ましよりもずっと救われるんじゃないかと、思うわけです。
この本の最後には、とても深刻な現状が紹介されています。それをまずは直視しなければ、何も解決しない。この本は、身近な友達から見えない糸でつながっている友達までを網羅している壮大な絵本だと思います。ぜひ、たくさんの人に出合ってほしい絵本です。