島ひきおにの続編。
友達を捜して海をさまよい歩いた鬼は南の島でケンムンという友達を見つけます。
やっと友達を見つけて鬼はぐんぐん元気になっていきます。
このケンムンという友達はガジュマルの木を離れられない事情がありました。
二人はガジュマルの木の上で楽しく生活を始めます。
ガジュマルの木が命の源となっているケンムンは木を人間に切られ、やがて消えていきます。
鬼はせっかく見つけた友達を失い、ガジュマルの木が抜け殻となったケンムンを背負い海をまたさまよいます。
何ともいえず寂しい気持ちになったようですが、一生懸命な鬼に同情していた様子です。
4歳の子にはわかったかな・・・?と思いましたが“鬼、友達いなくなっちゃってかわいそう・・。”と言っていました。幼稚園に行きだしてお友達がたくさん出来た自分が幸せだと思ったんですね。