もうすぐ1年生になる子どもたちのために、学校のこと、友だちとのこと等を表した詩に、和田誠氏の絵をつけた絵本です。
五十音で、最初に出てくる『あ』についての詩、今までとはちょっと雰囲気の違いを感じる先生の様子、そして、自分自身の成長を自覚するところなど、一年生ならではの感情がとても細かく表されています。
文字に興味を持った子どもたち、何度も読んであげていると、自分でも読めるのか、それとも空で覚えているのか、大きな声で読んでいる様子に、喜びを感じることでしょう。
あまり、声に出してはいけない、ちょっと汚いことばでも、堂々と、さらに大きな声で読んで大喜びです。