子供も大人も大好きな林明子さんの挿絵の作品です。
まず中表紙の服を脱ぐ男の子の足が泥んこなのを見て、息子はすぐに自分と重ね合わせ共感をはじめました。
読んでみたら、
出ました!久々のヒット作です!
実生活にすごく近いファンタジー。
お風呂に入るまこちゃんの所にいろいろな動物がやってきますが、その登場の仕方が絶妙なんです。
特にペンギンは、カメが「ほう、おふろにもペンギンがいるんですか」といいうコメントの後の登場。
絵本なのに
「うまいなぁ〜」と感じました。
そのほかの動物もうまくキャラクターが表現されていて、それぞれお風呂ならでは芸をやってくれます。
そして最後はみんなで湯船に入り50まで数唱。
くじらまで入る湯船はいったいどんな大きさになってるんだろうという興味の中、プッカのでたらめな数の数え方は、見事息子のツボにはまっていました。
私もこの絵本を読むときは、そのキャラクターになりきって、声をかえて読んでいます。
特に数を数えるページは読むのが大変ですが、
最後のくじらが大きな声で「50!」とい言うときは、みんなで大きな声で「50!」
それだけで子供を楽しい時間を過ごすことができます。
長めの絵本なので読むのが大変ですが、読み聞かせにはオススメです。
それと最後にギモン。
ペンギンさん、熱いお風呂に入っちゃって大丈夫なのかな。