あきやまさんの作品は、最近よく読みますが、これは他の作品とはちょっと違っています。でも、いい!すごーくいいお話です。晴れた日、やすお君は公園にいってお友だちと遊ぼうとします。ところが、この日は誰もやってきません。やすお君が一人で「ぼくとあそぶこ このゆびとーまれ」って、やってる姿は痛々しかった。で、誰もこないから、やすお君はひとりでおにごっこをやったり(これが結構ハードな遊び)、かくれんぼはやったり、終いには迷子になっちゃったごっことか(このページのイラストがまたいいんですよー)、「ぼくはここだよー、だれかたすけてーごっこ」までやっちゃうんです。ここまでくると、もう遊びではなくて、本当に悲しそう。胸がキュンとなっちゃいます。がっくりと家に戻ったやすお君を迎えたものは…?
最後のハッピーエンドにホッとしました。