すばらしい絵本です。娘も好きな絵本の一冊です。時間の経過しているのがよくわかります。緑と赤を基調にしていて、日本の絵本にあまり見られない色感覚です。作者のマーガレット・ワイズ・ブラウンが昭和20年に書き上げた(アメリカでの初版は昭和22年)とは驚きです。(戦争中でもアメリカは余裕があったんですね)
この絵本の事がもっと知りたい方は「おやすみなさい おつきさま ができるまで」が評論社から出版されていますので参考に良いと思います。
また文章は、原文(英語)のほうが韻がすばらしいので、是非原作もおすすめです。
一つ疑問があります。表紙の絵の時間なのですが、暖炉の上にある置時計では7時5分くらいになっていますが、この物語の「月」の位置関係では大体8時過ぎ頃だと思われますが、どなたか教えてもらえないでしょうか。