言わずと知れた、レオ・レオニさんの作品の中ではきっと一番有名な作品ですね。私自身も、小学校のときに教科書で読んだのがはじめてでした。
小さな小さな魚のスイミー。仲間の小さな魚の群れが大きな魚に襲われて全滅。かろうじて難を逃れたスイミー。
私が教科書で読んだときは、とにかくラストシーンのスイミーの知恵に感心したことを覚えています。
あらためて読み返してみると、版画の技法で描かれた海の中の様子がとっても美しいことや、スイミーが出会う海の仲間達の様子を表した文章がとっても素敵なことに気づきます。
さすが、定番として読み継がれる絵本です。
4歳の息子もすっかり気に入っていて、最近は水族館や海などで小さな魚の群れを見つけると、「あ、スイミーだ!!」と喜びます。
小学校に入って教科書で再会したら、どういう感想を持ってくれるのか楽しみです。