子供の頃、教科書にのっていたお話でした。
こうやって大人になって読んでみると、また感じ方も違うものですが、小学生の頃読んだ話でも、ずいぶん覚えているものですね。
自分が教科書で見たスイミーは、この絵ではなかったと思うけど、このレオ=レオニさんの版画のような絵も、なかなか素敵です。
海の透明感とか、いろんな生き物の質感とかがよくわかります。
そして、短い文章、歯切れのよさがなかなかよい。
海の中では、ただの小さい小さい魚のスイミーが、みんなと一緒になることで、こんなに大きなことを成し遂げれるんだということ。
お話としても、とてもおもしろい。
文章も短めで読みやすいので、子供は飽きることなく聞いてくれるでしょう。