死んでも一人息子のことがあんじれて仕方なかったとうさんきつねは、
ただ可愛いから甘やかすのではなく仕事の基本を厳しく教える姿に、幽
霊になっても親の深い愛を感じました。
まだまだいっぱい教えることがあったのに、亡くなってしまっていつも
子供の傍にいたのだと思いました。やっぱり繁盛しなかった理由をいく
つも指摘して自分が出来る限りを息子に伝授してとうさんきつねは安心
したと思いました。とうさんきつねのいいつけを守り、これからもお店
は繁盛していくと思いました。でも気になって時々とうさんが来ている
のに分かる気がします。
幾つになっても親は子供のことを気にしているのだと思うときつねさん
のようにうれし涙がでます。