私はどちらかというと、このオオカミのように、ひとりが気楽でいい、と思うタイプです。ですから、オオカミに感情移入して読みました。
でも、でも、でもね、オオカミタイプの人間としては、この本に出て来るクマのように積極的に近づいて来てくれる人がいないと「ともだち」がまったくできないので困ってしまうのです。やっぱり、ともだちは必要ですから。そして、ともだちっていいものですから。
きっと、オオカミも私のように思っているのではないかしら。オオカミの家に飾られた「ともだちのかお」の絵がそれえを物語っている気がします。
絵本ではありますが、内容的には小学校中高学年向きかなという気がします。