一人のほうが気楽でいいと思っていたオオカミには友達がいません。
ある日強そうなクマが話しかけてきて一緒に獲物を探しにいくことに。
でも、このクマどんな奴なんだ、まさか食われる?
いろんなことを考えながらクマと行動をともにするオオカミ。
相手に心を開くってとてもタイミングが難しいこと。
「友達」ってなんだろう?と思わず考えます。
いつも一緒にくっついて行動しなくても、
思い出すと楽しくなるようなそんな相手が友達と気がついたオオカミ。
そうそう、ムリに合わせなくてもいいんだ、なんだか肩の荷が下りるような気がしました。
このシリーズのオオカミは決して可愛くは描かれてないのですが
憎めない、愛らしいヤツです。