こぎつねのルルのおじいちゃんは歯が一本しかありません。
ルルは「おじいちゃんの歯は昔からずっと一本だけだったの?」とストレートに質問しました。
おじいちゃんは「とんでもない!わしは歯が丈夫で鋼(はがね)の歯と言われておったのだ」と威張ります。
するとルルは「なのに何故そんないい歯がなくなっちゃったの?」と痛いところをついてきます。
おじいちゃんは歯がなくなっていった過程をルルに話してきかせました。
このおじいさんきつねの語り方と、こぎつねのこどもらしさがとってもいい感じでした。
久しぶりに、買って手元に置いておきたい絵本に出会いました。