ページ数はもとより文章もかなり多く
対象の子供もかなり上のほうになると思います。
原作者ジャン・ジオノの経験を元に書かれて20年以上の
草稿作りを経て書きあがげれらたそうですから
読むほうもたたずまいをきちんとしたくなります。
自分の生涯をブフィエ氏はただひたすら木を植え続けてきました。
誰から頼まれたわけでもないのに、利益を得るわけでもないのに....。
人間が普通に生活をしていて1本の木を植えることですら
なかなか無いのかもしれないのに
彼は植え続けてきたのです。
前半戦争のこともあり暗いイメージのイラストが多いですが
木が覆い茂りそこに色が染められると人が集まり
明るい安心する場面に遭遇することができて良かった....。
スローモーションのような動作を少しづつ動かした
描き方がよく見られ動きを感じることが出来ます。
もし、何かに迷ったら何度も手にして読んで欲しいなって思います。
寂しそうな表紙が印象的ですが敬遠しないでください。