押入れにおしおきとして閉じ込める事が下手をすれば虐待ともとられかねない昨今、時代の流れをまず感じましたがなかなか愉快な本でした。
押入れという小さな空間が子どもにとってはとっても空想豊かに感じられる無限の空間なんですね。
そういえばわが子たちも一時期押入れに入ってはキャッキャキャッキャ喜んでいました。(怖い空間ではなく、楽しい空間だったみたいです。)
あきらとさとしの冒険に子どももドキドキワクワクしたようです。ねずみばあさん怖〜いと大喜びでした。
長い話ではありますが子どもは飽きることなくひきつけられるみたい。
読む方は少しばかり覚悟が必要ですが。(笑)
先生が子どもの言い分を聞かず押入れに閉じ込めるあたりはう…ん??と思ったりもしましたが最後に先生も反省されますしね。人間ですから先生だって間違いもしますさ。