読んでみてびっくり。今までになく読むのが難しい本でした。方言とかではなく、ポエムのようで、こういうタイプの美しい文章は読んだことがなかったので、かなりひっかかり気味でした。
しかし、子供ってそんなことは関係ないんですね。
この本の独特の絵の美しさや細かさ、そしてなんといってもあたたかくて本当にやわらかくおいしそうなパンの絵に吸い込まれそうになっているではありませんか。私がもっと上手に読んだら完璧なんだけど。
すぐにでもパンを食べたくなります。
個人的にはストーリーはいまいちだと思いますが、この本全体から出てくるオーラがすごくて、子供にとっても印象的な本になったようです。
この本は図書館から借りたのですが、家に一冊あると時々眺める癒しの本になること間違いないと思います。
おひさまが出てからの絵はもちろん素敵ですが、私は冬の雪景色のページも非常に美しいと思います。