14ひきのシリーズで有名な、いわむらかずおさんの初期の頃の作品でしょうか?かわいらしい女の子(白黒)が赤いりんごを持って笑っている表紙を次女が気に入り、古本屋さんで買いました。
内容もとてもシンプル。
なっちゃんが丘の上で、りんごを食べようとしたら、ころころ転がって、うさぎさんやりすさんも追いかけ、くまさんの背中にぶつかって止まり、みんなで食べるというもの。
擬音語や擬態語が効果的にたくさん使われていて、小さな子でも覚えてしまうような文章、白黒の抑えた色合いに赤いりんごや夕焼けが映える絵、なんだか懐かしい、優しい気持ちになれる1冊です。