壊れたおもちゃたちが、ドアを開けて中へ入って行き、
元気になってドアから出てくる。
はじめ、息子はどうして入って行って今度は出てくるのか
分からないようだったので、ドアに入っていくときは、
『カッターン、、カッターン…。』とゆっくり読んで
出てくるときは、『カッタン、カッタン、カッタン、カッタン!』と
読んであげたら、息子が、元気になってよかったね♪と
分かってくれました。
よにんになって、さんにんになって…ひとりになってしまった
お人形を見て、『ぼくもここへ行きたい。』と言いました。
お人形が涙を流しているのを見て、かわいそうに思ったようです。
息子の優しい気持ちがわかり、うれしくなりました。
病院が苦手なお子さんでも、子どもの不安な気持ちを
おもちゃたちが代わりに話してくれているので、
この絵本を最後まで読めばきっと今までよりも受け入れやすく
なると思います。
読む前と読んだ後では、裏表紙の絵の受け入れ方が違ってくると
思います。是非、親子で読んでほしい一冊です。