中々眠れないときは、ひつじを数える〜なんてこと言いますが、この絵本はまさに、眠れないときは、ひつじ(マニマニさん)に頼む〜という、ちょっとシャレのきいたお話です。
マニマニさんは、眠れない皆の悩みに応じて、いろんな方法で眠りを手伝ってくれます。その様子が、毎ページ、とても緻密に描かれていて、クスッと笑えるようなユーモアがいたるところに散りばめられているので、隅々まで目が離せません。
例えば、マニマニさんがツチブタに出したなぞなぞの答えは、文中には書かれていませんが、絵の中にさりげなく描かれているので、それを見つけて、スッキリしたり(笑)。本題以外にも、いろんな楽しみ方ができます。