しーんとした夜の静けさ。すみきった空気を感じるような絵本でした。
夜、こぐま君のもとを尋ねるはりねずみ君。
真っ白い霧の海にみえた白馬。白馬さんのもとに行こうと、思い切って霧の中に一歩を踏み出したはりねずみ君でしたが...
絵の魅力でしょうか。まるで、美術館にでもいるような感じさえ受ける、美しい絵です。
絵がとても素敵で、幻想的なのだけれど、目をつむって静かに聞くのもいいかも、と思うようなお話です。
ただ、息子としては、全体的に暗い色調だからでしょうか、なんとなくちょっとこわい、という感じがあったみたい。
もう少し大きくなってから見ると、よいかもしれません。