ふたりで、お茶を飲みながら、星を数えるために、はりねずみはこぐまの家に向かいます。
静かな、夜の森の中。
こぐまの大好物の、のいちごのはちみつ煮を持って、色んなものに興味を示し、ひとりごとをつぶやくはりねずみが、なんともかわいらしいです♪
霧の中に、白馬を見つけたはりねずみは・・・???
最近は、お笑い系の楽しい絵本を読むことが多かったのですが、こういうしっとりした静かな絵本も、いいもんだなあ、と実感します。(夫には、ずいぶんS(私の名前)らしくない絵本選んだね?!とびっくりされましたが・・・苦笑。私だってこういう一面もあるんですよ〜だ!)
落ち着いた色遣いの絵は美しく、それでいて、動物たちの表情は愛らしい。
ドキドキする冒険物語でありながら、ホッとあたたまるラストシーン。(ロシアのアニメ作家の作品というのは、頷けます。)
小さい子から、大人までおすすめです。
唯一難点を言えば、背景の色と文字の色が似ていて、読みづらいところかな?!