新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

ぐりとぐら」 ガーリャさんの声

ぐりとぐら 作:中川 李枝子
絵:大村 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1967年01月
ISBN:9784834000825
評価スコア 4.83
評価ランキング 141
みんなの声 総数 629
  • この絵本のレビューを書く
  • ファーストブック

    そろそろ「ものがたり」を集中して聞けるかな?と思うようになった頃、娘に初めて読んだ「長いおはなし」が、「ぐりとぐら」でした。娘は当時2歳半。食い入るように絵本を見つめ、おはなしに聞き入っていました。来る日も来る日も飽きることなく、何百回この本を読んであげたことか。娘も、他のたくさんのこどもたちと同じく、ママが作った♪ぼくらのなまえは ぐりとぐら・・・♪の歌が大好き。行進曲風に、とびっきり元気よく歌います。カステラは、私の住む地域では手に入りにくいお菓子なので、娘にも馴染みのある「ホットケーキ」に替えて読みましたが、そのカステラを森の動物たちと分け合って食べるシーンが最も好きな娘は、みんなに分ける前に、大きなお鍋から直接ぱくぱくと1人で食べてしまう日もなれば、次のページまで待って、1匹1匹の動物から「ください!」と言っては、ひと口ずつ分けてもらい、味わいながら食べる日もあります。そのときの、うっとりした、とろけそうな娘の笑顔を、私は一生忘れることはないだろうと思います。
    最後の字のないページでは、ぐりとぐらが卵の殻で作った車に乗っているのを真似て、自分もまた本にまたがり、「プップー!みんな、たのしかったね!またくるからね!」と動物たちに手を振りながら、走り去っていきます。他にも、どんぐりを拾い集めるページでは、引出しの中から小さなかごいっぱいのどんぐりを出してきて、部屋中にばら撒き、それを1粒1粒拾ってはかごに入れたりするので、このおはなしは、本当に延々と続きます!
    娘は将来、どんなことを思い出すのでしょう? 「こんなにしあわせな、あったかい時間が流れていたんだよ」ということを感覚的にでいい、どこか心の奥にでも残しておいてくれたなら、、ママはそれ以上にしあわせなことはありません。娘が生まれてきてくれたお陰で出会えた素晴らしい絵本の数々、そして何にも代えられないかけがえのない時間。「ぐりとぐら」は、私の心の中での「ファースト ブック」です。

    投稿日:2007/05/12

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ぐりとぐら」のみんなの声を見る

「ぐりとぐら」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

すっぽんぽんのすけ / バムとケロのおいしい絵本 / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / きんぎょがにげた / はらぺこあおむし / はじめてのおつかい / だるまさんが / いないいないばあ / おおきなかぶ ロシアの昔話

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット