最近手作りのイチゴジャムが好きな息子に、と手にとったのですが
美味しそうなプラムジャムが、だんだん怖くなる?ユニークなお話でした。
専業主夫になったパパは、ある日、大きなプラムの木から落ちた実でジャムを作ります。
初めは3瓶、加えて20瓶、さらに30瓶、ついに家中の入れ物に!
「これをぜんぶ、たいらげよう」
家事は完璧、賢い奥様を絶賛し、育児も頑張る、スーパー専業主夫のパパだけど、
このジャム作り&怒涛のジャムメニューはやりすぎ!
「完璧な主夫の自分」に酔っちゃって、周りが見えなくなっちゃったんでしょうか。
「パパには言わないでね」と優しい子ども達だけど、
スマートだった家族が「ジャムのびんみたいに」太って行く姿に笑ってしまいます。
思わせぶりなラストに、次男は「あぁ〜!」と声をあげました。
大好きなパパが嫌いになる前に、誰かパパを止めてあげましょうよ。
基本的にはお互いに家族思いな、カッスルさん一家に幸あれ。
年中さん位から小学校低学年のお子さんにおすすめです。