ねずみのジェラルディン。
大きな大きなチーズをちょっとずつ齧り取っていくと・・
そこにある彫像が現れていくんです。
そしてそこから、音楽が生まれてきて・・・。
あらすじを書くだけでは、このお話の奥深さは伝わらないですね。
きっと、ジェラルディンには音楽の才能が眠っていたのでしょう。
それが、この彫像から生まれる音色と響き合って、眠っていた才能が導き出されたのかな・・・なんて思います。
幻想的?哲学的?なんともいえない読後感がありました。
レオ・レオニさんワールドともいうのでしょうか。
4歳の息子は、表面的なお話を理解するのに精一杯という感じでしたが、もう少し大きくなって理解力が深まったときにまた読んで欲しい絵本です。