子供の体験させること、実際に見せることは大事なことなんだなと親としては改めて思いました。
何をしていいのか、夢なんてまったく分からなかったマシューは、ある日連れて行かれた美術館で芸術に触れました。芸術に触れたことで、マシューの中で何かが目覚めたのです。
それからというもの、ただのガラクタだと思っていた、家の自分のスペースのモノたちも、色鮮やかに、なめらかに見え始めました。
ずっと眠ってはいたけれど、マシューの中には絵描きの素質があったからこそ、マシューは気づかないうちに新聞や本や壊れたランプを集めていたのかもしれないなと感じましたね。
ただひとつ、ニコレッタの存在は一体どういう意図があったのかが、私にはよく分かりませんでした。ただのマシューの恋?ゆめとは違う話?ニコレッタが「絵が素敵」と言ったからマシューは目覚めたの?
うーん。やっぱりよく分かりません(^^;
これは子供へというよりも、「親」が読む絵本かもしれませんね。