将来何になりたいのか、まわだからないねずみ、マシューが美術館で絵を見て感動します。
その後、寝ている間に見た夢をきっかけに、今までの、普通の風景が、とてもステキに見られるようにになりました。
そして、”夢”をかなえて、絵描きになります。
視点を変えると、全く別のものになって見える・・・
そこが、とっても面白いです。
実際に見える視覚的なことも、もちろんですが、感じ方も視点を変えると、変わってきます。
一見、へんてこりんな、ねずみのサクセスストーリーのようにも思えるのですが、なんだか、普段の生活も、
視点を変えると、とっても楽しく幸せなものになるよ・・・
というメッセージのように思えて、ドキッとしました。
子供には、ちょっと、面白みは伝わりにくいかもしれませんが、大人は、読む人によって、いろんな感じ方が出来る本だと思います。