だれかを何かを愛するとはどんなことなのかを、この本で教えてもらった感じがします。
モールくんが見つけたひなどりを、ペットにしたいといいます。ひなどりを愛していたからです。でも、ひなどりは、かごにいれられて悲しそう。お父さんもお母さんも、野生の鳥はペットにはできないよっていいますが、私も、そんないい方しか子どもにできないかもしれないなと思いました。
でも、モールくんのおじいさんは、モールくんをたかい丘のてっぺんにつれていって、野生の鳥がいきいきと飛びかう本来の姿を見せてあげます。おじいさんのことばではない説得に感心してしまいました。
相手の自由をうばわないという、愛し方を知ることができる本でした。