とかげのちょろりんが欲しいセーターが、私好みの色のセーターでした。春の原っぱ色のセーターには、着ていても待ちわびる春の色そのもので着ていると嬉しくなってしまいそうです。ちょろりんがお気に入りのセーターを手にするまでの奮闘ぶりと家族の優しさ、厳しさ、温かさに触れることが出来ます。おじいさんの仕事への情熱、孫への労働の厳しさを伝授する優しさも伝わってきました。びきびきおばさんは、見かけと違ってとても思いやりがあって優しかったので、人は見かけでは判断してはいけないなと思いました。優しいびきびきおばさんが、ちょろりんの為にセーターを編みなおしてくれたのです。親切で思いやりがあってとても素敵なびきびきおばさんだったのです。温かさに触れて気持ちが癒されました。とても素敵な絵本です!