ねずみのおいしゃさま」 たかくんママさんの声

ねずみのおいしゃさま 作:中川 正文
絵:山脇 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年4月1日
ISBN:9784834005134
評価スコア 4.09
評価ランキング 27,006
みんなの声 総数 93
  • この絵本のレビューを書く
  • こんなお医者さまありですか?

    「『ぐりとぐら』描いた人でしょ、お母さん?」
    山脇百合子さんの絵を見つけると、すぐに飛びつく息子。
    子供の心をとらえる魅力があるんでしょうね、『ぐりとぐら』シリーズにかぎらず、中川さん、山脇さんのコンビで書かれた絵本は、うちの子、大好きです。
    で、絵にひかれ、また、子供の好きな「お医者さま」の話にひかれ、図書館で借りてきたのですが...

    読後に残る妙な違和感・・・

    お医者さまが、こんないいかげんでいいのか?そんなふうに思ったのは、私だけでしょうか?
    雪の降る夜中に、急患。
    「すぐ来てください。」の電話で、出かけていったねずみのお医者さん。
    「夜中にでかけるのも医者の仕事だ」と言っていたわりに、乗っていたスクーターが雪で動けなくなった途端、「こんなことなら、さっき、電話でことわればよかった。」
    そして、あまりの寒さに、暖をとるため、かえるのおうちにお邪魔して、そのまま、朝まで眠ってしまうんです。
    そして、よく寝ておきた次の日。りすのぼうやが病気だったということに気づく、しかも、「こんなに早くからどこかにお出かけですか?」と鶏さんに聞かれて、はじめて気づいた自分の仕事。
    急いでりすさんのもとに行ってみたら、りすさんは治っていて、ああ、よかったよかったの結末。
    こんないいかげんなお医者さん、ありですか?
    子供には、そんな違和感はないようだったけど・・・でも、何を伝えたい絵本なの、これは?っていうのが、私の感想でした。

    投稿日:2007/03/10

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ねずみのおいしゃさま」のみんなの声を見る

「ねずみのおいしゃさま」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / きんぎょがにげた / おつきさまこんばんは / はじめてのおつかい / そらまめくんのベッド / はらぺこあおむし / がたん ごとん がたん ごとん / いないいないばあ / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきのひ
    ゆきのひの試し読みができます!
    ゆきのひ
    出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
    くすのきしげのりさんと、いもとようこさんが贈る、雪の日の心温まるおはなし。


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット