『おばけのバーバパパ』を購入したところ、息子がすっかり気に入ったので、シリーズを図書館で借りてきました。
しかし、息子が気に入ったのも、私が良かったと思ったのもシリーズのごく一部だけでした。この本は、息子にはまだ難しいようで、全く興味を示しません。
絵本には、特にこの不思議なバーバパパ一家には、もっと子供たちを未知の世界に引き込む内容であって欲しいです。描かれた当時の社会問題を反映させすぎかと思います。
肌の色で喧嘩をした7人がまた仲直りするという内容です。肌の色の違いで人を差別したりしてはいけないとか、みんな仲良くした方が楽しいといった教訓絵本のようで、つまらないという印象を受けました。
ただ、息子は理解していませんが、7人が自分の色の良さを主張する場面での表現がイケていて、私には笑える内容だったので、他のシリーズに比べればちょっとだけ評価が高めでした。